守山大塚(もりやまおおつか)古墳
長崎県内最古級の前方後円墳
島原半島で唯一現存する前方後円墳で、離島を除く長崎県内では最大級の大きさを誇ります。
円部の直径は約45メートル、全長は70メートルを測ります。後円部中央の高さは約7メートルあり、写真で判るように、現在は墓地として使用されています。平成21年度に行われた古墳周囲の発掘調査により、古墳に葺石(ふきいし)が施されていたことや周りに周溝(しゅうこう)(堀)が巡ることが判明しました。

また、出土した壺や甕の破片から、4世紀前半には古墳が作られていたこともわかりました。墳丘(ふんきゅう)の大きさも一回り大きくなることが予想され、80メートル前後の大きさと考えられます。
前方後円墳の形そのままに現在のお墓が建ち並ぶ姿は一見の価値有りです。


空撮の写真と文章
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