聖福寺(しょうふくじ)の版権フリー写真
聖福寺(しょうふくじ)

 


寺町界隈、思案橋 フリー写真素材

寺町界隈、思案橋

長崎県長崎市寺町界隈 長崎の風頭山の裾野に広がる寺院群と墓地。晧台寺と大音寺など2社14ケ寺がある。

 

幣振り坂(えいふり坂)

晧台寺と大音寺の間の坂道。幣振坂の名前は,寛永11年(1634),諏訪神社の一の鳥居に使用するための石材を麓に下ろした際,宰領が御幣(紙を切り細長い木に挟んで垂らした神祭用具)を振って,人夫達をこぶしたことに由来するとも言われています。長崎では,この坂のほか延命寺と長照寺の間や東本願寺横の坂も幣振坂と呼ばれています。
http://www.sakagakkai.org/profile/Nagasaki/heifuri-Kodaiji.html

へいふり坂が「屁ふり坂」ではないという事を知ったのはかなり後になってからである。

この坂は,長崎でロケがおこなわれた映画「解夏」の冒頭やラストシーンに出でてくる。


晧台寺(こうたいじ)


曹洞宗の寺院。1608年(慶長13年)、肥前国松浦郡山口村(現在の佐世保市相浦)の洪徳寺住持亀翁良鶴により笠頭山洪泰寺として風頭山麓に創建されたのを始まりとする。長崎市内外に末寺が14ヶ寺ある。

大仏殿(華厳閣) 釈迦三尊像


大音寺

浄土宗の寺院。1614年(慶長19年)伝誉関徹の開山により創建された寺で、以後長崎奉行の帰依を得て寺地や堂宇の寄進を受けている。江戸時代には江戸幕府からも朱印状を与えられて隆盛したが、1945年(昭和20年)8月の原爆投下により大きな被害を受けた。

 

長照寺(日蓮宗)

元和寛永八年本蓮寺開山、日慧が創建。弟子の日与を開基とした。

 

延命寺(真言宗御室派)

元和二年(1616)長崎奉行 竹中采女正重次の援助で僧・阿門利(あじゃり)龍宣が開山。

 

ドイツ人医師であるシーボルトと、丸山町遊女であった瀧(滝 たき)と、その娘楠本 イネの慰霊の碑

オペラ「蝶々婦人」のモデルになったと言われるシーボルトと瀧(たき)。
シーボルトは紫陽花を学名Hydrangea otaksa(おたくさ)と名付けた。これは紫陽花を瀧が好きだった事に由来する。

楠本 イネは日本人女性で初めて産科医として西洋医学を学んだことで知られる。“オランダおいね”の異名で呼ばれた。

 

思案橋

「いこかもどろか思案橋」も現在は、観光用の欄干が僅かに残るだけである。


 

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